下北沢シネマアートンで開催中の相米慎二監督特集 「魚影の群れ」を見に行った。
画面からの迫力は凄まじいものがあった。
こういう映画を見ると、日本の映画はいつからか腑抜けになっちまったなと感じずにいられない。
すべてをCGでお茶を濁す今の映画界とあの頃と何が違うのか・・・!?
それは圧倒的にじっくりと腰を据えられる時間がなくなったことだ。
今の映画界の仕組みでは仕方がないことなのか・・・。果たして、それで、いいのだろうか・・・。
帰り際、ミッドタウンと六本木ヒルズに挟まれて僕は巨大な力の前で小さくなっていた。