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井筒批評

井筒和幸監督の折に触れての石原批判と戦争映画批判には憤りを感じる。
自分自身の2番煎じ映画、企画薄薄映画の試写会やプレミア公開時に政治的なことを言う奴はクソだ。

パッチギという過去、希に見る素晴らしい映画を撮る方なのに、結局、ご自身もその呪縛から逃れられずパッチギ2を作るお粗末監督はさっさとバラエティータレントになった方がいい。

そもそも、僕自身の考え方とパッチギで内包されている考え方とは大きな隔たりはあるけれど僕はそれでもあの映画は素晴らしいと思っている。
それは、キャストの頑張りであったり、音楽のよさであったり、流石だなと思わせずにはいられないけれど、しかし、ご自身の映画を利用して監督がプロパガンダを始めちゃったらダメなんだよね。

挙句、新城卓監督の「俺は、君のためにこそ死ににいく」を戦争の美化と批判したとなれば、井筒監督は考えを改めた方がいい。
せっかく、素晴らしい映画を撮っても、他者の映画を右翼映画と批判した途端、パッチギが左翼映画に見えちゃうのも彼自身としてもよくない傾向ではないだろうか。また、日本映画界としても大切な時期なのに他者の映画を批判して自分の立場を確立しようとする井筒は消えた方がいい。
by ricayaa | 2007-04-20 15:00


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