東映の映画って、なんか古いっていうか、よく言えば、伝統芸能っていうか・・・
「バルトの楽園」も例に漏れず、なんか古臭いなって印象。
エピソードの一つ一つが読めすぎで、もっとも、日本人はベタネタが好きなのは分るけど、それにしてもって感じ。
あと、カメラワークでは、やたらズームを使ってたのがださくて、ださくて・・・
このシーンは大切なシーンだぞってズームを多用するのは、こちらとしては寒い寒い。
特に、マツケンが馬に乗って登場するシーンでズームを使われた日には、マツケンが暴れん坊将軍にしか見えなくて笑ってしまった。
あと、冒頭のシーンの泉谷しげると坂東英二は絶対に台詞が入ってなかったと思う。なんだ、あの棒読みは!?
ただ、EXの動きはよかった。特に、外国人のEXは後ろの後ろの人までちゃんと仕事をしていて、絵の深みに貢献していたと思う。しかし、最後のシーンでは、日本人のEXも100人位登場していたけど、全員、顔が死んでんだよ!EXに限っていえば、圧倒的に外国人の方がちゃんと仕事をしていたな。
あと、第九に関してのエピソードが1シーンだけなのもおかしい。じゃ、この映画は何を言いたかったの!?という総括になってしまった。
東宝独占も分かる気がするよ。