サッカー、サッカー、サッカー・・・・
アホみたいに、サッカー、サッカー、サッカー・・・・
で、少々、うんざり気味。
そんなことより、巨人の6連敗が気になるっつうの。
とりあえず、俺は今日も、アホみたいに映画を見に行く。
「13歳の夏に僕は生まれた」
マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督
不法移民問題を描いたこの作品は問題提起を促す形で終わるけど、個人的にはもうちょっと、踏み込んでもよかったと思う。
ラストシーンをどうするかって事は監督も迷ったと思うんだけど、結局、迷って迷って、最終的に、もう、ここでいいや的な現場の空気が俺には読み取れてしまったんだなー。後は、観客に読み取らせろ、みたいな、一種、高いところから見下ろして、わかんねえ奴は置いていけという風な高飛車文芸映画に思えてしまった。
ラストシーンをハッピーエンドにも、悲しい結末にもしない映画って特にフランス映画なんかに多いけど、こういう、不法移民問題みたいな、自分たちの生活に土着していない問題は、所詮、対岸の火事で、考えろっていわれてもねえ・・・って感じ。
ただ、ルーマニア人の役者の演技を見れたのはよかった。けっして、うまくは無いけど、あの土臭さはなかなか出せるもんじゃないもんな。
・・・・・・勉強になりました。