どちらかというとゲージュツ的なラインナップを数多く紹介してくれた銀座テアトルも遂に終止符。
先日のシネパトスといい、銀座から劇場が無くなるのは寂しい限りだ。
さて、この劇場公開のトリを飾るのがこの作品なのだが、何が天使の分け前かと、結局は悪事でウィスキーを掻っ攫っただけじゃねぇかと、そんな風に思った次第。ご都合がいいようにしか描かれていない。
本もcastも演出もぜ〜んぶ、ダメダメな作品でした。これだったら、最後はハネケで小難しく〆た方が、いっそ銀座テアトルらしかったのではないかと…。愛・アムールで良かったんじゃないかと・・・
何れにせよ、今まで27年間、ありがとうございました。