原発は果たして必要なのだろうか?
3・11以降、ずっと、自問自答してきた。
ある種、お祭り騒ぎのようになってしまっている反対運動を静観しつつ、それでもきっと原発は必要悪とはいえ、僕らの生活には無くてはならないものなんだろうと思った。
自分を納得させるための量の書物を読み漁り、
学者さんの話しに耳を傾け、
原発推進派の政治家様の言い分も聞いてきた。
それでも、腑に落ちない。
何故だろうか?
何故、納得できないんだろうか?
それは、原発は今の日本には必要なんだという事を真正面から受け止めても、それでもこの震災で無くしたものの大きさは有形無形関わらず、あまりにも計り知れないものだからだ。
ずっと考え、ずっと悩んだ末、必要か必要でないかを論ずること自体、陳腐なものだという結論に行き当った。
今もそしてこれからも、僕は思うんだ。
原発は必要でも必要じゃなくても、どちらでもいい。
そんな事、知った事じゃない。
原発はいらない。
確率論の中に本質を埋もれさせてはいけないんだ。
経済力保持の為原発は必要なのか?
しかし、経済力からは幸せは生まれない。
子供たちが走り回り、恋人や妻を愛し、爺さん婆さんを慈しみ、死んだら心から弔い、酒を呑み、仕事に精を出す。
これが、幸せというもの。
STOP原発、心から僕は叫び続ける。