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《映像はロックだ74》ずっとあなたを愛してる

親の子殺しというかなり重いテーマに挑戦しているのは評価に値する。
昔に比べてかなりライトになったとは言え、随所にフランス映画らしさが出ていてそれなりに良かったと思う。

しかし、重い病によって辛い痛みを伴い、間もなく旅立つであろう息子に対し、医者である母親が、延命ではなく命を断ち切るということを選択し、注射をするということが果たして、殺人なんだろうか?

この問題は近親者にそういう人がいた場合、必ず立ち塞がる問題だ。

告知するのかしないのか、延命処置をするのかしないのか・・・・

恐らく、どの選択肢も間違いではないと思う。


この母親は息子に対し安楽死の道を選んだ。その事によって彼女は贖罪の意識に駆り立てられ、刑務所に服役する。
それも、間違いじゃない思う。彼女が自分で選んだ道だからだ。
しかし、ならば、何故、苛立つ?何故、怒る?

行く先々での偏見や奇異の目も胸を張って受け入れるべきではないだろうか?


あなたならどうする?・・・そういう風に思わせる点でも上々の佳作であった。
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by ricayaa | 2010-01-10 16:04 | 映像はロックだ! | Comments(0)


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