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幼稚なワイドショー

ワイドショーに出てくるしたり顔のヒョーロン家には閉口してしまう。


元厚生次官ら連続殺傷事件において小泉毅に対しての論評は犯罪心理学やら精神科医、果ては近所の住民、すっぽん料理屋のオヤジまで、あらゆるコメントを取っているが、どれもこれも全くポイントから外れている。

全ては、見た目判断、イメージ選考、それが分析と言えるんだろうか?

すっぽん屋のオヤジにいたっては、女性と二人で来て会話は無く、勘定は女が払っていた云々、なんか見てますねーって感じだ。親父の言うフツーって何なんだろう?
こういう口の軽い店の主人ってのも十分、フツーではないけどね。

近隣住民にいたっては五月蠅くしていたら包丁を持って怒鳴り込んできたとのたまっている。
この件に関して、ワイドショーは包丁の部分にポイントを上げているが、非は五月蠅くした方にもあるだろう。

都合のいい部分、ワイドショー的に面白い部分を抜き出して報道するやり方はそろそろやめた方がいい。


また、動機に挙げられているペットを殺された仇討ちに対して、殆どのヒョーロン家は飛躍し過ぎていると述べているが、そうとも言えないと思うのだ。
時間軸はその人、その人で違うもの。
恨みは何年経っても、恨みだ。

おまけに、殺害前に1Fの住人に渡したアダルトDVDの件を取り上げ、秋葉原の無差別通り魔事件との類似性を上げていたが、全然、別物。

簡単に、ネット社会の歪み、都会の孤独等のカテゴリーに当てはめるのは、もし評論家と名乗るならそれは評論家としての仕事をしてないに等しい。

現代に於いて、小泉容疑者の抱える闇は、誰しもが抱えている闇と相違ない。
問題はその闇に光を当て、人が人を殺める事の愚かさを唱える事が大事なのである。
by ricayaa | 2008-11-25 19:50


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