日本の映画界は腐りきっている。
それは大作になればなるほど腐り度の度合いが増してくる。
プロデューサーどもはお金の勘定にしか興味がないし、
助監督どもはアイドル俳優に諂(へつら)う事に専念。
監督に至っては売れっ子俳優をキャスティングした時点で仕事の90%を終えてるから、程ほどの演出しか出来ない。
そして、エキストラの方々を人間扱いしない現状。
1円でも安くする事しか頭にない現象。
オリジナル脚本には金を出せないから、手っ取り早く漫画を原作にして上映してDVDにして、そして消えていく可哀想な映画たち。
予算ン億円と言ったって、その金額分、映画に反映するのかと言えば全く違う。
結局は主役連中のギャラが上がり、ちょっとだけマシなCGが使われるだけ。
日本映画界はいつからこんな風になっちまったんだろうか?
TVと映画の境界線はなくなり、夢もなくなってしまった現在。
全てが65点のそこそこな映画のオンパレード。
しかしだ。河崎組は違う。
お金も透明だからスタッフも駆け引き無しに映画に没頭出来る。役者もそうだ。
現場には笑いが耐えない。
映画好きが本気でB級映画に立ち向かっているのを見ると、僕は河崎監督と出会えた事に、そして河崎組で演じれる事に誇りを感じる。
もっと言うと、どんなに苦しくても、またいつか河崎組や水野組で働ける事があるかもしれないという希望が僕と映画界を繋ぎ止めていると言っても過言じゃないんだ。
はっきり言おう!
今年の夏の映画界はギララがぶっちぎる!!
そして、僕が監督をする上での目標も、紛れもなく河崎実なのである。
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