今年のアカデミー賞はいい結果に落ち着いたと思う。
全体的に派手さは無いが重厚な感じが漲(みなぎ)っていて、僕としても久しぶりに清清しさを感じた。
やっぱ、アメリカってスゲエよな。なんとなく浜ショーが歌うアメリカの世界観を思い出してしまった。
♪う~、映画の中のアムェリクワン・ドゥルィーンム
特に主演女優賞のマリオン・コティヤール、主演男優賞のダニエル・デイ=ルイスにケチをつける奴はいないだろう。この、重厚感が主演賞なんだよな。
嗚呼、それに引き換え日本アカデミー賞の軽薄さは、もはや末期だな。
まるで、DVDの宣伝会にしか見えて来ない。
だいたい、ノミネートの段階で安部サダオが入ってんの、おかしいでしょ!?
優秀脚本賞に舞妓Haaaan!!!って、ちょ・・もう、いいや。
今や、日本映画はTV局に魂を売らなければいけなくなってしまった様な事態まで落ちちゃっていて、興行収益しか見えない奴らが牛耳ってしまったけど、それじゃ絶対、駄目なんだよ。
TVドラマはさ、その時代の色とかニーズをどんどん取り入れて作るものだから一過性になってもいいと思うんだ。いわゆる、瞬発力だね。
だけど、映画はそういった事を超越しないといけない。何十年経っても人々の心を摑む事を第一としなければいけないんだよ。つまり、持久力って奴だな。
それでもね、悲観する事もないさ。俺の周りにはそういうことに挑戦している映画馬鹿がたくさんいるし、そういう俺自身もその類(たぐい)。
5年後の映画シーンを変えて見せますよ。
・・・・ん~、ごめん、それは、ちょっといい過ぎでした。
追記ですが、アニメーションに限って言えば日本の方が全然、上。