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隣の芝生は青い

”隣の芝生は青い”という言葉がある。
同じように手入れをしてをしていてもどうしてもあちらのほうが良く見えてしまう。
この言葉こそが、日本の、世界のシステムを言い表していると言っていい。

この世の中は他人と同じになりたい。あわよくばあの人よりもてたい、金持ちになりたいという思いで充満している。ふと足元を見れば、実は誰よりも幸せな筈なのに、人は自分自身を見落としてしまう。

何でもない事が不便に感じたり、不幸せに感じるということは、この世のシステムがそう思わせているのだ。
それを如実に表しているのは、携帯だろう。
携帯なんて無くてもちっとも不便でないし、生活に支障を来たす事も無い。しかし、現時点に於いて、携帯が無いというのは不便なことと思ってしまう。それは、携帯が無いと不便というより、携帯が無いと不便な世の中を作り出した人がいるという事なのだ。
そういう人が何万、何億人から少しづつのお金を搾取し巨万の富を築いている。

全てはそうだ。

ハゲはかっこ悪い。
デブはみっともない。
ニキビ面はもてない。
体臭があると嫌われる。
おっぱいが小さい、足が太い、等々・・・・

そういった負の気持ちは人間が商品を売る為に掏り込ませているに過ぎない。
国によってはハゲでデブがもてる所もある。
それは金持ちで絶倫の象徴だからだ。

所変わればじゃないが、価値なんてそんなものなのだ。


しかし、内なる思いは誰も止める事が出来ない。
ゲイ、レズビアン、ロリータ、バイ云々かんぬん・・・・
しかし、大衆から外れたそういった嗜好は変態とか奇人という言葉で片付けられてしまう。


今、世の中はエコロジーという言葉で溢れかえっている。
会った事も無い学者の温暖化説を鵜呑みにして、エコだ、エコだと電化製品や車を買い替えまくっている。
エコに貢献するという事は誰かの懐を大きくしているに過ぎないのだ。

流されないこと、自分自身も含めて僕は切に訴えたい。
by ricayaa | 2010-06-05 15:45


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